不倫の慰謝料を請求したい方必見!信頼できる興信所・探偵社の選び方

慰謝料請求において証拠集めは何より重要

不倫が疑われる相手方に、不貞の慰謝料を請求したい場合は、不倫があったことの事実を証明する必要があります。

しかし、明確な証拠や決定的な証拠がない場合があります。

その場合は、興信所・探偵社に調査してもらい、調査報告書の作成を依頼することを検討することがあります。この調査報告書が不貞行為の裁判上の有力は証拠として利用されることが多くあります。

また、裁判をしない場合で、示談交渉をする時も、探偵による調査報告書は強力な材料となります。

興信所・探偵社を選ぶ基準と注意点

ただし、探偵を雇うとなると、数十万円の費用がかかることもあり、中には信用のおけない業者も存在するので、依頼するときは慎重に検討する必要があります。

探偵が信頼できるかどうか、悪質な業者でないかどうかを判断する際は、ホームページや問い合わせなどで次のような点を基準にします。

探偵業法の届出の番号を掲示しているか

まず最初に、探偵業法上の届出番号を公表しているかどうかをチェックしましょう。

探偵業法は、探偵業をおこなう個人や法人に対して、各都道府県の公安委員会に届出をする義務を課しています(探偵業法第4条)。

この届出をせず、また、届出番号を掲示していない探偵は違法な営業を行っている業者と言えるので、ホームページ等で確認するようにします。

所在地を明らかにしているか

次に、所在地の確認です。所在地を明らかにすることは探偵に限らず、ビジネスの基本ですので、これを明らかにしない業者は信頼できないのは当然と言えます。

業界団体に加盟していることを明らかにしているか

これも探偵に限らずに言えることですが、業界団体に加盟していないということは、同業者のつながりや業界での信用を通じたチェック機能が働かないので、違法な営業をしやすいといえます。

契約を急がせるようなことをしてこないか

興信所・探偵社に相談をしたときに、依頼する調査に当たって、調査プランと料金をちゃんと提示してくるかどうかを確認しましょう。

調査プランや料金が曖昧だと、真面目に調査をしてくれているのかどうかのチェックができないからです。

探偵業法では、依頼者との契約時に契約内容を明らかにした書面を交付しなければならないことが定められているので(同法第7条、第8条)、その書面の内容どおりに調査が行われているかどうかをチェックすることができます。

口約束だけで依頼を受ける業者は違法です。

探偵事務所で面談することを回避しようとしていないか

事務所で面談しないということは、あまりに小さな事務所で調査員の数が足りないことを見られたくないのかもしれません。

また、公表している所在地に事務所が存在しないということが考えられます。

事務所の内情や雰囲気を知られたくないと考えている興信所や探偵社はそれだけで怪しいので、避けたほうがいいでしょう。

料金が他と比べて異常に安すぎないか

料金を見積もってもらったときに、安いからといって即契約したりしないことです。

ほかの興信所・探偵社と相見積を取り、比較してみてあまりに安すぎるときは注意が必要です。

なぜそんなに安いのか、理由を尋ねてみましょう。

その際、調査内容と料金の対応関係がはっきりしているかを中心に確認するといいでしょう。

違法な行為による調査(復縁工作・別れさせ工作・電話番号の所有者の調査など)を宣伝していないか

このような違法な行為を宣伝している業者をたまに見かけますが、違法行為をする興信所に依頼した場合、トラブルに巻き込まれるのは、他でもないあなた自身です。

誘惑に負けないように、そのような業者に依頼するのはやめましょう。

最終的には自分の目で確かめよう

興信所・探偵社をホームページなどでチェックしたあと、メールや電話で相談をすることになりますが、メールや電話で話を聞いただけで即決するのは避けましょう。

やはり、直接担当者と会って話してみたり、事務所の雰囲気を見てみたりすることは重要です。

面談した際も、その場で即決するのではなく、調査プランや料金の見積もりを持ち帰って、調査項目と料金の対応関係に疑問があれば、遠慮なく質問することです。

それを嫌がる業者は避けたほうが賢明です。

ここまで、避けた方がいい業者の基準を説明してきましたが、こうした基準をクリアする興信所・探偵社はあるのでしょうか?

上記の信頼基準をクリアしている興信所・探偵社は?

まずは、探偵業界最大手

まずは、探偵業界最大手の原一探偵事務所です。

この探偵社の強みは、何と言っても、数十年にわたる調査実績に基づいたノウハウがあるということです。

また、年間50,000件もの相談件数を受けているということですが、それだけの数の相談を受けるには、調査員の数が多くなければいけません。調査員の数が多いと、依頼者の事情に合わせた調査プランを提示しやすいということができます。

また、弁護士と提携しているので、違法行為の心配がなく、調査をして証拠を集めたあと、不法行為の損害賠償請求をするまでの流れがスムーズになります。

そういった意味でも最も信頼の置ける探偵社と言えそうです。



弁護士が代表をしている探偵事務所

次に、弁護士が代表をしているという東京探偵社ALGです。

一番の特徴は、大手弁護士法人が運営しているので、違法収集による証拠集めの心配がなく、不貞行為などの損害賠償請求をするまでの流れをセットで相談でき、示談交渉や裁判でも有利になります。

また、どんな場合であっても解約手数料が0円なのも安心感があります。

ただし、拠点が首都圏だけであり、関東地方以外の人は利用しづらいかもしれません。



この記事の参考文献

(参考文献:元榮太一郎『パートナーの浮気に気づいたら!調査・慰謝料・離婚への最強アドバイス』中央経済社)

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